年を超えた言い訳とも言う。
1)サイコロ
サイコロの動きでもっとも違和感を感じるのが横からの力がまったく
入っていないことだ。もともとこの動きはこのCMの動きを実現しようと
した結果だ。
http://promotion-web.jp/toyota/corollarumion/?from.toyota.rumion 動かすものを四角からサイコロに変えたあたりで違和感を感じ始めた。
実際のサイコロは縦横に捕らわれない回転をする。このとき回転中心
は辺ではなく頂点になる。ところが上記イメージからつくり始めたRig
は辺のど真ん中に回転中心がある為、横方向の回転が一切不可になって
しまった。後からRigをいじって見たもの余計変になっただけだった。
ぶっちゃけRig設計が大失敗だった。これが違和感の原因だと思う。
2)転がるコイン
違和感はある。でもサイコロの様な明確な原因が判らない。直線から
その場回転に入る瞬間の動きがぎこちない。ただこれよりも直前の左右に
振られる様な小演出のせいだと思われる。
この画像は小演出をやめたもの。こっちのほうが違和感は少ないが
演出がない分面白みにも欠ける。
3)コイントス
違和感と言うより動きが面白くない。前の二つにもいえることだが
手付けをするならもっと演出を入れた方が面白い映像になると思う。
4)涙
違和感の原因は水滴の形状にあるのでMorphを増やせばクオリティは
上がると思う。最後は根性になる気がする。
5)総括
Rigを使って物理的なアニメーションを作る場合、
・最初に綿密な設計を行い回転中心(Pivot)の動きを考えてからRig設計を行う必要がある。
・現実とは異なる細かい動きを違和感として感じる。
・手付けできる個数には限度がある。
等のことに注意する必要がある。
Rigを使えば演出加味した物理アニメーションを作ることが可能だ。しかし
詳細な設計、タイミングの調整、違和感の削除など時間が掛かる。個数の多い
場合はHeadFXのような物理シミュレーションと組み合わせたりすることが必須
になる。
最後に物理的なアニメーションを手付けすると違和感との戦いになる。
こればっかりはひたすら練習するしかないようだ。
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