シーンファイル retarget1_20100628.zip

Null_FootScale、Null_ArmScaleをスケーリングすることで手IKCtrl、
足IKCtrl及びHipsの高さを変更することが出来る(図の白いNull)。
スケール値は直後のNullでスケール相殺されている。
AutomatonZでモーションをコピーする方法は以下の手順で行う。
1)モーションを付けたキャラクタにMotSaverプラグインを実行する
MotSaverはDStromのサイトからダウンロードすること。また、モーション
をつけた キャラクタは1体でなくてはならない。
2)MapMotion2を実行し上記で作成したMotファイルをオープンする。
「読み込み」ボタンでMapFileを指定する。MapFileはZipのmapfile
ディレクトリに入っている。キャラクタ数に合わせて適切なファイルを
指定する必要がある。どうも9.6のLoadFromItemには微妙なバグがあり
同じ名前のItemがあるとExpressionが混乱する。MapMotion2も内部で
LoadFromItemが使用されてるみたいで普通に読み込むとExpressionの
Linkが壊れてしまう。
これを回避する為には、複数キャラクタのモーションを割り当てる際に
MapFie経由でモーションを指定しなくてはならない。
MapFileでController(Hips)には位置と回転を、Boneには回転のみ
割り当ている。
3)Null_FootScale、Null_ArmScaleにスケールを掛けてモーションを調整
する。「自動では変更されない」(重要(゚ε゚)だってなんだもん)
スケールの際には3軸の値が合うようにする。モーションによっては
IKの向きが逆に曲がってしまう場合もあるので角度制限を掛ける必要が
ある。
RetagetRigでRergetされた歩行モーションはこのようになる。
IKCtrlの軌跡を拡大している白いNullに注目するとスケーリング
の状況が判る。
もう複雑な走行モーションはこうなる。
このモーションでは手が合わさった状態で動いている。こうしたモーション
の場合、通常のRetargetでは誤差から手の位置がずれることがある。今回の
Rigでは両手が基準なのでずれを少なく出来る。また、このモーションでは
右足のみ逆向きに折れ曲がる現象が見られたのでIKの角度制限を追加して
いる(RightLeg)。
このRigを使えば歩行モーションのようなものはほぼ問題なく転写出来る。
もっと複雑なモーションを作る場合はローカルモーションを意識し、
スケールポイントからずれが少ないモーションを作らなくてはならない。
もうすこしだけ続くじゃよー